ぼくが婚活パーティーにハマったきっかけ

はじめまして

わたくし、2017年婚活パーティーに91回参加したバシバシ(30代・男性)と申します

 

今回はわたくしが婚活パーティーにハマったきっかけのお話でございます

 

 

今から数年前

当時ぼくは毎日の仕事に追われ彼女はおろか出会いもなくモンモンとした日々を過ごしていました

 

 

毎日を一生懸命過ごしていればそのうち運命の相手に出会える

 

そんなわけねえだろ

仕事以外で話す相手なんかコンビニの店員ぐれえだわ

クソが

 

当時はマッチングアプリもまだなく

出会いといえば合コンくらい

その合コンも仕事で行けなかったりメンバーが集まらずに流れたり

みんな忙しいから次の合コンは何か月先かなあ・・・

夢も希望もない日々でした

 

 

いつものように飲み屋で

「合コンねえなあ」

なんて話していると

友人から

「実は俺、、、最近婚活パーティーに行ってる」

突然のカミングアウトでした

 

まだ若かった自分にとって婚活パーティーに対するイメージはいいものではありませんでした

参加するのはモテない必死な人間ばかりで

自分はそうはなりたくないと

 

特に婚活パーティーの婚という字

まだ恋愛を夢見ていた自分にとってはとっつきにくいものでした

 

しかし、自分の出会いのない日常を考えると何かしなくてはいけないのは明白

 

「、、、かわいい子とかいるん?」

「、、、まあいる」

「、、、年齢は?若い子とかもいるん?」

「、、、若い子もいるよ」

 

どうやら自分のイメージとは少し違うということが分かった

興味を持ったことは一度やってみるか

社会勉強のつもりで友人のすすめる会社の婚活パーティーに申し込んだのでした

 

おすすめの婚活パーティーは今は無くなってしまった「出逢空間」という会社のパーティーでした

おすすめポイントは男女合わせて100名以上が参加する点

聞いたとき「そんなんホンマにあんの???」と信じられませんでした

 

 

土曜日の昼下がり

会場は貸し切りのレストラン

壁に沿って並んだ参加女性

女性の前に並んだ男性

進行はまず向かい合った男女でこんにちはの挨拶と乾杯(3秒)

ここから男性が反時計回りに全員の女性を回っていく

参加者は首から番号札を下げているので気になった異性の番号を覚えておく

一周したら男性が女性と一対一会話(5分)をするために女性の向かいのイスを取り合う

一対一会話が十数回でパーティー終了

 

進行を知らずに最初の挨拶で番号をチェックしていなかったりイス取りゲームのコツを知らない男は取り残される

恥ずかしがっていたり勇気のない男もダメ

悲しいけどこれ戦争なのよね

 

友人から婚活パーティーの進行とコツを聞いていたぼくは無事に戦い抜くことができたのでした

 

一対一会話で十数人

思っていたよりも全然かわいい女性がいて年齢も自分と同じくらい

こんなにたくさんの初対面の女性と短時間で話したことがなかったぼくは興奮して頭がパキパキになったのを覚えています

 

 

これだけの人数の女性と出会うのに合コンなら何回行かないといけないか

合コンなら何年かかるのか

 

たった一日で合コンの何年分にも匹敵する婚活パーティー

ぼくの婚活パーティー狂いはここから始まりました

 

 

 

ちなみにこの「出逢空間」という婚活パーティーの会社

ビッグバンという名物パーティーがあり

それは150VS150をうたっていて男女合わせて300人が参加する最高なパーティーでした

それだけ集まるといろんな人たちが参加するので

会場内ではスタンドライトを倒して喧嘩する男たち

参加費を払わずにどさくさにまぎれて会場に入ろうとする男

パーティー残り10分に遅刻して参加する女性

話しかけてもうつむいたままで震えている女性

会場外では婚活パーティーに参加せずに出てくる女性をナンパするハイエナ男たち

良くも悪くも刺激たっぷりで次のパーティーが待ち遠しくてたまりませんでした

 

抜群の集客力をほこっていたこの会社のホームページの更新が止まり

無くなったことに気づいて呆然としたのはまた別のお話、、、